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2006/08/24(Thu)

山が泣いています!








今日、感心したこと
 








今朝あらかたのお客さんを送り出し朝食を食べたあと、
トイレに行こうとすると洗面所の脇に大きな忘れ物があった。

大きなビニール袋にどっさりと入ったゴミでした。
コンビニ袋のちょっとしたゴミを部屋に置いたままの人ってのはけっこう多い。
そんなものまでいちいち気にはしませんが、
今日のは大きなゴミ袋に生ゴミやらプラゴミ・空缶・その他・・・
どっさり満載のゴミです、この小屋で一日に出るのと同じくらいの量のゴミ。
それを洗面所の脇に隠すように置いていました。

これは明らかに確信犯だね。
幸いなことにそのゴミの中に見覚えのあるゴミがありました。
とある10人グループが食事のさいに食堂へ持ち込んでいた副菜の入っていたビンです。

最近はすっかり性格も丸くなった私ですが、さすがに頭の血管が5本ほど切れた模様。
そのゴミをガシっとつかみ、サンダル履きのままキレット方面へ走りました。
重ねて幸いなことにそのグループは獅子鼻から1分ほど下ったところにまだいたので、
「森◎さ?ん、忘れ物?!!」と少々引きつった笑顔で忘れ物を届けることができました。
たいへんな忘れ物を小屋で保管する事態にならずにホッと胸をなでおろしました。

表題の感心したことというのは、この10人グループが北鎌尾根を登ってきたということ。
北鎌尾根とは北アルプス縦走の最終章とも言うべき部類のルート。
体力・技術はもちろん精神的にもマナーの面でも完成された人が行くところだと思っていた。

それがこんなモラルの低い人でも行けるような簡単なところになったのかと
妙に感心した次第です。

ちょっと心配なのはそのグループが
再びそのゴミをキレットのどこかに遺棄していないかということ。
さすがにそこまで恥知らずな登山者がいるとは思っていませんが・・・


久々に吠えたついでにもう一点。

この夏は好天続きのせいか夕方遅く着くお客さんがたいへん多い。
別にそれをとがめるつもりはありませんが、
得てしてそういうお客さんはヘトヘトになって小屋にたどりつく。

先日、槍ヶ岳山荘の診療所に来られた先生が帰りに南岳に一泊していき、
同じようなことを仰っていた。
先生が診療所にいた3日間でそのように無理してヘトヘトになって
診療所を訪ねる人が大変多かったそうです。
そういう人に「なんでそんなに無理して山登るんだ?山は楽しむために来てるんだろ?」
と諭していたそうです。

体力のある人が通常なら2日かかるコースを1日で縦走してきて、
夕方遅くに着いても美味そうにビールを飲む、それはそれで構わないと思う。
自身の体力相応の登山を自分の力量を的確に判断しての行動なんだから。

問題なのはガイドブックのコースタイムを鵜呑みにして、
予定の何時間も余分にかかって、夕方遅くに疲れ果てて小屋に到着する人たち。
「なんでそこまで無理して歩く?」と私も思います。
そういう人のほとんどは疲れ果て、ろくにご飯も食べられずにただ眠るだけ。

けっして安くはない8500円の宿泊料。
どうせ払うならもっと楽しく有意義に時間を過ごすために
早い時間に小屋へ着くように計画すればいいのにと、受付しながらつくづく思います。

ビールを飲んだり、コーヒーを飲んだり、
晴れれば獅子鼻から穂高を眺めて、ガスれば他の登山者とお話をして、
そうやって過ごすほうがよっぽど楽しいと思うし、
体力の低下した・お歳を召した方ほどそうすべきだと思います。

「山小屋には午後3時までには到着するようにしましょう!」
やはりこれが常識です、安全面でも、自身の心身のゆとりという面でも
無理な計画は自分が辛いだけですから。

以上は南岳小屋の管理人坂本さんのお言葉です。


うなってしまいました。


山は素晴らしいです



やっぱり、そのおすそわけをいただく私たち山のぼらーは謙虚でなければいけませんよね。


裏銀縦走をやって、本当に、山を毎日相手にしながら歩いてみて、私もたくさんのことを勉強してきました。


あまりに、傲慢な人間の多いことか!


それが


人生経験豊富で、本来ならば、山のぼらーのお手本になって欲しい方々


のあまりに情けない姿を、何度も眼にしたからです。


山を楽しむには、山から楽しみをもらっている、っていう心を忘れちゃあいけないと思うんだけどね。


 


 

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  • Reユージンさん

    おっきな自然の中に入って行くと、人間のエゴがよりクローズアップして感じられます。
    山頂から、大勢の人の前で、りんごの芯をボールのように投げていたおやじはまったく当たり前のことをしているようでした。
    ハイマツの中に、弁当(山小屋で買った)の残骸を隠すようにつっこんであったのも悲しい思いで見ました。
    山に対するマナーだけでなく、登山者に対するマナーも考えさせられる場面に何回も逢いましたがね。
    あまりに、簡単に山に入れるようになったので、ただの観光客に成り下がったのでしょうかね。

  • あなたはエライ!

    私だったら見て見ぬふりしたろうな。

    自分の出したゴミは当然完璧に持ち帰りますが。小屋にゴミ箱があって
    も捨てずに持ち帰ります。
    さすがにトイレは別ね、でもいつかはこれも持ち帰るのが当たり前に
    なる日も来るかも知れない。

    あと気になるのは指定地以外の場所(特に高所で)でテントを張る
    人たち。 当然、トイレのないところなので、キジ撃ちの必要があり
    ますが、高所ゆえ、分解されずに自然界・生態系に悪影響を与えて
    いるんじゃないかと心配です。

  • Reテレマルカーさん

    おっとお
    すばやいコメントありがとうございます。

    びいくらこいたよ。

    息子さんにとっては、素晴らしい勉強になったでしょうね。

    最近の若いもんは・・・って言葉は いつの時代にもあるようですが。

    茶髪にピアス(鼻や唇にもね)の外見で、おじさま、おばさまがたに煙たがられている子たちの、純粋さ、人間的な素晴らしさも、私は、前の勤務先でたっぷり見てきました。
    紳士風な外見、着飾ったおば様方の心の貧しさも、同じくらい見てきましたよ。

    下界のいやらしさが、お山の上でもそのままあり
    って、悲しいよね。

  • 謙虚さ

    私も全く同感です。私たちは謙虚さを失ってはいけません。山で遊ばせてもらっているのですから。
    先日、燕岳に登ってきたときのこと。夕食時に山荘の方が、消灯時間や明日の朝食の時間など、いろいろな説明をされました。しかしマイクの調子が悪いらしく、マイクなしでしゃべっていたためよく聞こえません。
    そのとき中高年のグループからは「聞こえなーい、聞こえなーい」との文句の声が・・・・・・。ただし、聞こうとしていないんです。私語をしている。単に従業員をいじめているようにしか見えませんでした。
    私のほかにも、周りの人は不快に思ったようです。
    こういうところから、その人の人間性が見えてくるような気がします。
    客だからといって横柄な態度をとっていいはずはありません。
    息子には「そういう態度はいけないんだよ」と話しておきました。

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